最高気温36度の群馬県吾妻郡へ、クリスマスのシンボルとなるもみの木を調達に行きました。広大な敷地の中、数あるもみの木の中から生産者さんが玉川高島屋S・Cのためだけに厳選したウラジロモミノキです。モミノキとは異なり葉の裏側に白いストライプ模様があるため「ウラジロ」と呼ばれています。
樹齢40年のウラジロモミは、嬬恋長の苗床で7~8年育てられた後、数年ごとに植え替えを繰り返します。シンボルツリーとして成長するまでに40~50年かかります。
木の形には個性があり、形に応じて飾る場所が違います。毎年、農薬や防虫剤などを使わずに育てられた、自然に優しい樹木を選んでいます。今年のもみの木は、高さ約6メートル、幅約4.5メートル、重さ約800キログラムあります。グリーン・ワイズのデザイン担当者が生産地に何回も足を運んで、選定しました。
玉川髙島屋S・Cの緑に50年間関わってきているグリーン・ワイズは、クリスマスプロジェクト「love and trees」のシンボルとして、特別な想いをこめてクリスマスツリーの装飾をいたしました。木製のオーナメントは、国内の間伐材を利用。完成式当日には、抽選で選ばれたお客様に、メッセージや絵を描いていただいたオーナメントを装飾して頂きました。
多くのお客様にご覧になっていただいたツリーは、クリスマスが終わると緑地歩道のマルチングや手作りのオーナメントの素材などに生まれ変わったり、姿を変えて人の想いとともに、その命を循環させていきます。
玉川髙島屋S・C
本館1階 グランパティオ
東京都世田谷区玉川3-17-1