GREEN WISE

WORKS

MARK IS みなとみらい × みなとみらい本町小学校 2024

グリーン・ワイズが植栽管理を行なっている、MARK IS みなとみらいの屋上庭園「みんなの庭」をフィールドとした「みなとみらい本町小学校」との取り組みが、今年も行われました。

今回は、6年生の子どもたちが街の施設や飲食店等の様々なSDGsに関する取り組みを取材し、その情報を元に”SDGsの取り組みを楽しく学べる謎解き”を作るという授業の一環です。子どもたちは、事前調査でMARK IS みなとみらいで行われている様々な取り組みを知り、インターネットの情報だけでなく実際に話を聞いてみたいと考えたそうで、「みんなの庭」に来てくれました。

私たちグリーン・ワイズは、植物や庭の管理方法について説明したり、子どもたちからのインタビューに答えました。

「みんなの庭」を歩いて様々な植物を観察した子どもたち。チェリーセージ・ローズマリー・ラベンダー・レモンバーベナを収穫し、様々なハーブの香りを楽しみました。20品種もの柑橘類を育てているみんなの庭自慢の果樹園では、早生温州・コウジカン・ザボン・シシユズ・ハナユズ・レモンを収穫しました。

優しい気持ちの人が多い街って素敵だと思いませんか?

子どもたちからのインタビューでは、農薬や化学肥料の使用を最小限に抑えたIPM管理という方法で、環境に配慮しながら人やいきものが憩える場になるように管理していることを説明しました。

「お庭に来る人や街にどのようになって欲しいですか?」という質問には、「訪れた人が気持ちよくなったり嬉しい気持ちになって、自宅や職場に戻った際に良い気持ちで過ごしてほしい。それが、周りの人に優しくなれたりするきっかけにつながれば嬉しいです。」と答えました。「優しい気持ちの人が多い街って素敵だと思いませんか?」と問いかけると、うんうん!と頷いてくれました。

見学後、子どもたちは学校に戻って謎解きの作成に取り組み、「みんなの庭」の”ドクダミ”に着目した謎解きを作成してくれました。強い繁殖力と独特な香りが特徴で、一般的に邪魔者扱いされてしまう植物でも、「みんなの庭」では”薬草”として大切に育てている、というスタッフの説明をヒントにしてくれたようです。

植物を活用したクレヨン作りの授業も開催

4年生の子どもたちは、廃材を使ってクレヨンを作るという授業の一環で見学に来てくれました。子どもたちは、色や香りを観察しながら、クレヨンにできそうな植物を探しました。庭で摘果した柑橘の実がクレヨンに使えるのではないかと考え、ダイダイ・ポンカン・シシユズ・アマナツ等を持ち帰りました。後日、完成したクレヨンを届けてくれた子どもたちは、「柑橘の種類によって違う色や香りがするんだよ!」と楽しそうに教えてくれました。

MARK IS みなとみらい
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目5番1号
5F 屋上庭園「みんなの庭

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